みなさん、パスワードをメモ帳に記載していませんか?
エクセルやテキストファイル等にパスワードを入力して、いちいち開いてコピーして…という作業をしている方をよく見ます。
別にそれでも良いのですが、もっと簡単にパスワードを取得してみませんか?
今回のツールは、コマンドプロンプトで数字を入力したら、その数字に連動して、パスワードを取得することができるというツールです。
拡張子が「.bat」という、実行したらコマンドプロンプトを起動する仕組みを用いてパスワードを取得する仕組みを作りました。
パスワードを簡単に取得する方法
以下の画面を起動させ、数字の1~9をクリックすると、入力した数字に連動して登録しておいたパスワードを取得できるという仕組みです。メモ帳を開くよりもよっぽど簡単ですよ。
ダウンロードリンク
以下のファイルをダウンロードしてご利用ください。
起動方法について
バッチファイルをダブルクリックすると、前述した黒い画面、コマンドプロンプトを起動することができます。
ただ、それだといちいちフォルダを開いてバッチファイルを探しに行かないといけないので、結構面倒です。
この時に活躍するのが「Claunch」です。「Claunch」をまだインストールしていないという方は、こちらの記事を参考にまずはインストールしてください。
このバッチファイルをそのままドラッグアンドドロップして「Claunch」に入れちゃいます。
そして、「Claunch」にある「パスワード記録バッチファイル」をクリックすると、一瞬で黒い画面(コマンドプロンプト)が開きます。
どうですか?超便利じゃないですか?
このパスワード記録バッチファイルは「Claunch」と非常に相性が良いので、どちらも利用することをおすすめします。
パスワード記録バッチファイルの設定方法
それでは、利用方法が分かったところで、このパスワード記録バッチファイルの設定方法をご紹介します。
1.テキストエディタで起動する
フォルダに格納されている「パスワード記録バッチファイル」を右クリックし、「編集」をクリックします。「編集」をクリックした場合、メモ帳で開くことになります。この時、テキストエディタを別でインストールされている方はそのテキストエディタで起動しても結構です。(下図では、サクラエディタで開くことも可能です)
2.タイトルとパスワードを変更する
バッチファイルを編集で開くと、以下のような画面が開きます。この画面の文字を少し修正して、パスワードを変更していくことになります。
修正する箇所は、「echo ********」で挟まれている範囲となります。コマンドプロンプトと比較すると、設定内容がよくわかります。
編集画面の「echo 数字. タイトル」(例:echo 1. ID)と記載されている箇所は、コマンドプロンプト上で表示されるタイトルとなります。
一方、コマンドプロンプト上で「SET STR…=””」(例:SET STRONE=”1000000002″)と記載されている箇所は、ダブルクォーテーションに囲まれている間の文字がパスワードとなります。
パスワードというよりは、「数字と連動させる文字列」という表現のほうが正しいでしょうか。
編集後、保存すれば設定は完了です。
少し、注意点がありますので補足します。
パスワードに「%」がある場合、少し特殊な書き方となります。
通常、パスワードが「12345%」という場合、バッチファイルにも「12345%」と書けばよいかと思うがそうではありません。
この場合、「12345%%」と、%を二回続けて入力しておくことになります。覚えておいていただければと思います。
さいごに
このバッチファイルは、入社してすぐに、システムのパスワードを忘れてしまい、もう二度と忘れないようにするために作った新たな仕組みです。
おかげさまでパスワードは現在までに分からなくなったことがほぼありません。
ぜひ、使ってみてください!CLaunchと一緒に使ってください!
更新履歴
バージョン | 内容 | 更新日 |
---|---|---|
1.0 | 初版リリース | 2020/12/12 |
ツールをご利用いただいた方は、ぜひコメントをお願いします!バージョンアップの参考にさせていただきます!
[…] Claunchと併せて使うとすごく便利な「パスワード記録バッチファイル」。こちらの記事を参考にぜひ使ってみてください。 […]