九州大学ビジネススクール(QBS)に合格して、4月から通うことになりました。

私のキャリアの中で足りていない部分があると思ったがために受験を決意したわけですが、この判断の過程が誰かの参考になれば良いなと思い、記事に残しておきます。

 

受検の動機

QBSは正式名称:九州大学大学院経済学府産業マネジメント専攻と言いまして、国立大学のビジネススクールです。

MBA自体は知っていたのですが、実際に同僚に出身者がいて興味が湧いたというのがきっかけでした。

 

人事をやっていることもあり、毎年キャリアの棚卸(自分自身に足りないところはどこか、みたいな整理)をしているのですが、経営に関する知識、英語力、人事に関する掘り下げた知識が少ないなと思っていました。

どこのビジネススクールもそうらしいのですが、実際の世界で起きた課題などを理論をベースにケーススタディしていき、自身の業務やこれから経験することに対応する実践力を付けるということが可能です。

 

QBSの利点はMBA取得する過程で前述のようなケーススタディをこなしていくだけではなく、実際に自身の直面する課題をプロジェクト演習という形で習得した知識を使って解決していくということができるようです。(実際にどうだったのかは入学した後に感じてみます)

 

あとは、今英語を使える環境にいて、4月からその環境も大きく変わるので英語を使うような環境に身を置いてみたいという気持ちもありました。QBSでは英語の授業もあるので、積極的に選択しようと考えています。

 

学びの期待

ビジネススクールでの学びを通じて、幅広い専門知識を獲得すると同時に、人脈を作るということもビジネススクールの大きな役割です。

欧米のビジネススクールは高額だと聞きますが、多くの経営者はMBAを取得していますよね。めちゃくちゃお金を払ってMBA取得するという行為はその人脈を買っているという意味もあるのだと思っています。

 

QBSにもいろいろな業種、年齢の同期が集まります。大学の時は同期ってみんながみんな話している訳ではなかったですが、ビジネススクールはそうでもないようです。せっかくなので、優秀な方からいい刺激をもらいたいなというのも一つの学びの期待です。

 

また、わたし自身主たる役割は人材開発となります。

 

HQ業務としては初めての領域です。MBAというか、経営理論との親和性が高いと思います。学術的にリーダーシップや組織マネジメント、戦略的人的資源など、人事に関係ありそうな授業もあり、非常に期待感があります。積極的に授業受けようかなと思います。

得た知識は人材開発の領域で活かしていけるといいなと考えています。

 

もちろん、将来の起業のアイデアとしても使えるといいですね。楽しみです。

 

キャリアの展望

九州大学大学院、ビジネススクールでの学びを通じて、将来的には人事領域の第一線で活躍することを目指しています。具体的には、人事関連(採用や人材開発・教育)をベースとした戦略的な企業経営やアジアをはじめとした国際ビジネスができればと考えています。

 

私のキャリアはシステムエンジニアからは始まって、人事転職したので、人事という仕事の大事さ、高尚さをすごく理解しているつもりです。

 

でも重要なのは、人事以外の方がその重要性を理解してもらうことだと思うんですよね。

 

そのためには、”人事”が専門性を高めて、周りの信頼を勝ち取り、職場で起きる課題をタイムリーに解決していくことが必要だと考えています。

 

今いる業界だけでなく、日本・世界のビジネス環境はますます複雑化していて、問題の把握や課題解決が難しくなっていると思います。

 

だからこそ、人事担当者が高度な経営戦略に関する知識を持つことやグローバルな経営視点が求められていると強く感じます。適切なタイミングで効果的な施策を打つための努力をQBSでしていこうと考えています。

 

成果の期待

九州大学大学院、ビジネススクールでの学びを通じて得られる成果には大きな期待があります。

 

今の人材開発、人事領域で活かせることは多いと思います。QBSで面白そうだなと思ったのは起業家向けの授業も多数あることです。

 

そして前述の通り人脈も作ることができます。漠然とした起業に関する自分の視点がクリアになっていくことを非常に期待しています。

 

まずは入学前にツラツラ記載しました。不安なことはありつつ、楽しみしかないです。

 

 

さいごに

今後、QBSに関する情報を備忘的に記載していこうかなと思います。ではまた~