VBAを学び始めると、コピペの処理をする機会が非常に多いです。 ちょっと慣れてくると、値貼り付けをしたいと思い始めるものです。 いくつか値貼り付けの方法があるのですが、これだけ覚えておけば充分なサンプルコードを紹介します。  

値貼り付けのコード

同じ範囲をイコールでつなぎ合わせるだけです。シンプルですね。

Sub CopyValue()
    Dim ws As Worksheet
    ' セルの設定をするシートの名前を設定する
    Set ws = ThisWorkbook.Worksheets("sample")
    ' 値貼り付け
    ws.Range("B3").Value = ws.Range("B3").Value
End Sub

 

実行前後のスクリーンショット

まず、B3に =ROW()+COLUMN() という数式をいれてみました。なんでもよいのですが、数式ということが分かればよかったので、行番号+列番号=5という数式を入力しています。

  実行してみると、以下のようになります。 B3には5という数値が入っています。また、C3ではFormulatext関数で数式を表示していたのですが、参照先が数式ではなくなったので、エラーとなってしまいました。

 

シンプルに文字を入力したい場合

=は代入演算子といいまして、右の内容を左に代入するという意味合いがあります。 つまり、以下のようにダブルクォーテーションで文字を入力すると、単純に文字を入力することができます。

Sub CopyValue()
    Dim ws As Worksheet
    ' セルの設定をするシートの名前を設定する
    Set ws = ThisWorkbook.Worksheets("sample")
    ' 値貼り付け
    ws.Range("B3").Value = "VBAで文字を入力するよ"
End Sub

  実行結果は以下のようになります。

 

さいごに

基本ですけど、文字の入力から始めると、プログラムを作ってるなあという気がして達成感があると思います・・・! ぜひ使ってみてくださいねー!ではまた!