インターネットエクスプローラー（IE11）のキャッシュを完全にクリアする方法

インターネットエクスプローラー（IE）の動作が不安定になったとき、キャッシュクリアをすると正常に動く場合があります。

もうすぐIEはサービスも終わりますが、今回はキャッシュクリアの方法をご紹介します。

覚えておいて損はありませんので、ぜひ見てみてください。

キャッシュをクリアする方法を覚えておくメリット

キャッシュとは、データを一時的に蓄える領域のことです。大半のインターネットブラウザはキャッシュ機能を搭載しています。

Webページを表示する際に、一時的に蓄えておいたデータを用いることで、表示にかかる時間が大幅に短縮されるというメリットがあります。

一方デメリットもあり、このキャッシュが溜まっていってしまうと、PCの動作が遅くなってしまうことがあったり、ブラウザの表示にも悪影響を及ぼす可能性があります。

よくゴミがたまってるなんて言い方をしてましたね。

ということで、なんか表示が不安定だなー。キャッシュクリアしてみようか。という考え方ができればご自身の快適PCライフが送れると思います。

まず、IEを起動し、設定ボタンをクリックし、インターネットオプションを起動します。（メニューバー＞ツールからインターネットオプションを選択しても問題ありません）

全般タブの中にある、閲覧の履歴から削除をクリックします。

「インターネット一時ファイルおよびWebサイトのファイル」「クッキーとＷｅｂサイトデータ」「履歴」にチェックを付けて削除をクリックします。

２．までの手順は様々なWebサイトにも手順が掲載されていますが、PCに残るキャッシュのクリアまで記載されているページはあまりありません。

IE上だけでなく、PC側にもキャッシュは残っているので、こちらも削除しましょう！！

インターネットオプションに戻ります。

全般タブの中にある、閲覧の履歴から設定をクリックします。

開かれた画面の下段にある「ファイルの表示」をクリックします。

すると、エクスプローラーが開かれます。このフォルダの中にあるファイルがキャッシュですので、このファイルをすべて削除（Delete）してしまいましょう。

↓削除しようとするとメッセージが表示されます。

きれいさっぱりなくなりました。削除した後はエクスプローラ自体を閉じてもらって構いません。

最後にIEのタブをすべて閉じてください。そして、再度IEを起動しなおしてください。（これをIE再起動と呼びます）

PCまで再起動しなくても大丈夫です。

これで作業は完了です！

さて、いかがでしたでしょうか？

IE上で動作が遅いなーと思ったりした際に、ぜひお試しください！

ではまた！