MS365 Copilotがついに動画生成に対応!

2025年10月、Microsoft 365 Copilotに動画作成機能が追加されました! PowerPointのスライドをもとに、AIが自動でナレーション付きの動画を生成してくれるという、まさに次世代のプレゼン体験です。

🎬 デモ動画はこちら(2:55〜)

以下の動画は、Copilotによる自動動画生成を使って作成しました。 (2分55秒あたりから実際にAIが作った動画を参照できます。)

ナレーションボイスの比較結果

実際に同じPowerPointファイルでナレーションを生成したところ、以下のような読み上げ時間になりました。 AIボイスによって話し方のテンポや抑揚が異なるのがわかります。

ボイス名読み上げ時間
エマ (Emma)5分08秒
アヴァ (Ava)5分19秒
アンドリュー (Andrew)5分37秒
デービス (Davis)5分44秒
フェーブル (Fable)4分54秒

最もテンポが速かったのはフェーブル、逆にゆっくりめなのがデービス。 ナレーションの雰囲気に合わせて選ぶのがおすすめです。私はAvaがお気に入りです。

実際の使い方

  1. ブラウザの「Copilot」を起動し、「作成」をクリックします。
  2. ドキュメントを選択して、プロンプトを打ち込みます。
    ドキュメントから動画を作成するというシンプルなプロンプトでもOKですが、社内用語のような内容はあらかじめプロンプトで読み方を指定することができます。
    ちなみに、パワポのノート内に記載しておいてもその内容を読み取っていい感じに読んでくれます。
  3. Copilotがスライド内容をもとに自動でナレーションとアニメーションを作成します。
  4. ボイス(Emma, Ava, Andrewなど)を選択して、プレビュー&書き出し!

実務での活用アイデア

  • 社内プレゼンを動画にしてオンデマンド配信
  • 新人研修資料を動画化してeラーニング化
  • 顧客向け提案資料をナレーション付きで共有

これまではPowerPoint → スクリーン録画 → 編集という流れが必要でしたが、 Copilotの登場で「1クリックでナレーション動画が完成」する時代に突入しました。

まとめ

  • MS365 CopilotがPowerPointで動画生成に対応
  • 5種類のAIナレーションボイスから選択可能
  • ナレーション時間の差もあり、雰囲気に合わせて使い分け可能

今後は音声スタイル(明るめ・フォーマル・ニュース調など)のカスタマイズも期待されます。 プレゼン資料を「読む」時代から、「見せる・聴かせる」時代へ。 Copilotが、プレゼン作成の在り方を大きく変えていきそうです。