エクセルでたくさんのシートを作って、色々なことを書き残しておきたい!ということありますよね。
SE時代にもエクセルで作られた設計書にたくさんのシートがあって、非常に読みづらかったことを記憶しています。
いざという時のために、エクセル上での目次の作り方を覚えておくと便利です。
エクセルのシートに作る目次とは…?
今回作るのは、以下のような目次です。
リンク先の「>>」をクリックしたらメンバー名とリンクしているシートにジャンプするという仕組みです。
目次の作成方法
1.ハイパーリンクを設定する
さあ、早速本題です。
ハイパーリンク関数は、リンク先を指定し、かつ、リンクの代わりに表示する文字列を設定することができる関数です。
使い方は以下です。
=HYPERLINK(“表示先”,”表示する名前”)
ここでは、同じファイル内にリンクするので、目次の櫻井くんのリンク先の「>>」をクリックしたら、シート:櫻井くんへジャンプするという仕組みを作ります。
この時、入力するのは名前は
=HYPERLINK(“#櫻井くん!A1″,”>>”)
となります。
このうち、「櫻井くん」の部分はセルB5の文字列を利用することが可能です。
つまり、
=HYPERLINK(“#” & B5 & “!A1″,”>>”)
という置き換えができます。ハイパーリンク関数はこの使い方ができればカッコいいですよ!
2.目次へ戻るリンクを設定する
シートに移動できたのはよかった!のですが、、シートに遷移した後、ほかのシートを見たい場合に目次へ戻りたいということがしばしばあります。
この時におすすめなのが、遷移先のページに「目次へ戻る」というリンクを設定しておくことです。
こちらもハイパーリンク関数を使ってもよいのですが、セルにリンクを設定する方法も紹介がてら設定してみます。
セルA1に設定した「目次に戻る」を右クリックし、最下部の「リンク」を選択します。
その後、「このドキュメント内」を選択し、ドキュメントの場所にて、「目次」を選択します。ただこれだけで設定OKです。
今回は「目次」シートに戻るだけなので、この形でよさそうです。
相互に行き来できるようになれば目次の設定は完了です。
さいごに
目次があると、思ったよりもエクセルが使いやすくなります。同僚と共有で使っているエクセルファイルがあれば、この設定をしてあげてみてください。
なんだ、気が利くな。と褒められること間違いなしです!
ではまた。